介護は人とひとの心をつなぎあう仕事。互いに心を寄せ合うことから介護は始まります。
どんな暮らしがしたいのか、その人にとっての幸せとは何か。一緒に考えて、その人の願いを叶えられた時、輝くような笑顔をみることができます。つらいことや苦しいこともあるけれど、やりがいと感動がある介護の仕事をあなたも目指してみませんか。

医療法人財団健和会
柳原リハビリテーション病院
介護福祉士

佐原 誠 さん

介護は99% 、食事・排泄・入浴のいわゆる三大介護だと思っていましたが、実際はぜんぜん違いました。大切なのは『その人を知る』こと。それが手始めだと思います。技術や速さは経験を積めば身につきますが、その人が治療やリハビリに向う意欲を引き出すサポートは、その人の人生を知り、落ち込んでいる心に寄り添うことができてこそです。
現場ではリハビリテーションを通して、患者さんが自宅に帰ることを目指した支援をしています。どの程度の障害を抱えて帰るのかを予測してリハビリプランを立てます。様々な専門家と話し合い、自宅での生活を考えながら連携していくことが大切です。
「あなたはこの仕事が天職ね」ある患者さんから言われた言葉です。「だって、どんな人に対しても平等に接しているから」どんな賞状よりうれしい宝物になりました。

  • 自宅で生活することが困難になった方や、自宅への復帰を目指す方に対して、それぞれの施設で24時間、1人ひとりの状態や目標に合わせた介護を、医師、看護師をはじめとする他の職種と協力して行います。

  • 介護職が自宅を訪問して身体介護や生活援助を行う訪問介護、デイサービスなどの施設に通う通所介護など。住み慣れた地域や自宅での生活を実現するためには重要なサービスです。

  • 住みたい場所で、望んでいる暮らしの実現ができるよう、日常生活の介護と、就労支援などの社会参加の支援をします。例えば、ある就労継続支援作業所では、お菓子の製造・販売を通じて利用者を支えています。

  • 子ども1人ひとりの心身の発達状況や家庭の状況に合わせて、日常生活に必要な支援を提供します。施設だけではなく、放課後のデイサービスや自宅でケアをすることもあります。

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